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博士前期課程芸術専攻の紹介

筑波大学における芸術系大学院教育は、従来、芸術研究科(独立修士課程2年制)と人間総合科学研究科芸術学専攻(博士課程5年一貫制)とが並行する形で行なわれてきました。平成19年度よりこれらを改組再編して、新たに人間総合科学研究科の中に博士前期課程芸術専攻(2年制)と博士後期課程芸術専攻(3年制)とを設け、前期と後期の積み上げ方式の教育体制を発足させました。

前期課程は、定員60名(社会人特別選抜15名を含む)の修土養成課程で、課程修了者は所定の審査を経て修士(芸術学)または修士(デザイン学) の学位を取得できます。この前期課程では、専門性の違いに応じた「領域」ごとに学習・研究が進められますが、全体は大きく二つの領域群に分けられます。「芸術学領域群」は、<美術史><芸術支援><洋画><日本画><彫塑><書>の6領域からなり、「デザイン学領域群」は、<構成><総合造形><クラフト><ビジュアルデザイン><情報デザイン><プロダクトデザイン><環境デザイン><建築デザイン>の8領域からなります。

ごあいさつ

筑波大学は明治5年に設置されたわが国最古級の学校をルーツとし、昭和48年に筑波研究学園都市に開学した新構想大学です。

芸術関係の研究・教育組織は、広大な筑波大学の敷地の南地区に一つのカレッジのような活動拠点を持ちながらも、総合大学の一組織として学際性豊かな教育環境の中にあります。

筑波大学建学の理念に「変動する現代社会に不断に対応しつつ、国際性豊かにして、かつ、多様性と柔軟性とを持った新しい教育・研究の機能及び運営の組織を開発する」とあります。この理念のもと、芸術における大学院関係組織も何度かの改組再編や拡充があり、平成18年に人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻が組織され、現在に至っています。

この名称から、幅広い視野、学際的な知識、総合的な人間力などをイメージする方も多いと思います。まさに、それらは本研究科の設立において強く意識されたことです。また、筑波大学は国際的な研究交流についても積極的に取り組み、高い評価を得ている大学でもあります。

博士前期課程芸術専攻の学生には、このような総合大学ならではの恵まれた環境を生かし、芸術における専門性の深化とともに、幅広い教養、人間力を身に着け、直面した課題を解決する能力、創造性豊かな展開する能力を身に着けてほしいと思っています。

平成30年4月

博士前期課程芸術専攻長 内藤定壽

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